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ObsidianとGitHubを活用したメモ管理術


大学院生として日々の研究や学びを効率的に整理するため、私はObsidianを活用してメモ管理を行っています。ここでは、私の運用方法や工夫について共有します。



メモの基本運用

Markdownでのメモ作成

ObsidianではMarkdown形式でメモを記録しています。これにより、以下のようなメリットを享受しています:

  • シンプルな記述: テキスト中心で軽量かつ直感的に編集可能。
  • 柔軟なリンク機能: メモ同士を相互にリンクして関連性を明確化。
  • バージョン管理: GitHubで管理することで、変更履歴を追跡しやすくなります。

GitHubとの連携

Obsidianのフォルダ直下にGitHub Desktopを使ってリポジトリを作成しています。この環境では、メモの変更内容を定期的にコミット・プッシュし、データを安全にバックアップしています。

主な活用例

読書記録

読書記録は、表形式で管理しています。具体的な構造は以下の通りです:

No.日付タイトル著者ラベルコメント
0022024/11/19#ゆっくり味わう英文法#西きょうじ#英語#英文法悲しみは疾走する、涙は追いつけない

さらに、本ごとに詳細な内容を別ファイルに記録し、該当の行にリンクを貼っています。これにより、読書履歴を俯瞰しつつ、必要に応じて詳細情報にアクセスできます。

Twitterの「いいね」管理

Twitterで「いいね」したツイートもメモに残しています。特に以下のようなツイートをピックアップしています:

  • 研究やキャリアに役立つ情報
  • 心に残る言葉やアイデア
  • プロジェクトに応用できそうな事例

タグを付けて整理することで、後から目的に応じて検索しやすくしています。

タグ活用の工夫

タグは、メモを簡単に分類・検索するための重要なツールです。以下のルールを設けています:

  • 分野ごとのタグ: 例:#研究#読書#アイデア
  • 感情・目的タグ: 例:#インスピレーション#TODO#自己分析

これにより、関連メモを素早く呼び出し、効率的に内容を活用できます。

今後の展望

現在は読書記録やTwitterのいいねを中心に運用していますが、以下の拡張も検討しています:

  1. 研究ノートの体系化: 論文の重要ポイントや議論内容をメモとして記録。
  2. デイリーログ: 日々のタスクやアイデアを振り返りやすい形で記録。
  3. プロジェクト管理: ガントチャートやタスク管理ツールと連携したメモの活用。

これらを通じて、メモ管理をより強力な情報基盤として進化させたいと考えています。


Obsidianを活用したメモ管理は、自分の思考を整理し、知識を積み上げていくうえで非常に有効です。大学院生としての限られた時間を最大限に活用するため、ぜひ皆さんも自分に合った方法で試してみてください!