Komnena's Homepage

Profile

大学院生。物理学徒。読書と語学とプログラミング。アカウント名の由来は 中世の女性歴史家「アンナ・コムネナ(Anna Komnena)」です。

Q.アカウント名の理由は?


アンナは女性初の歴史家である。 アンナにとって、高度な学問を修めていることは誇りであった。著書『アレクシアス』 でアンナはそれを堂々と誇らしげに語っている。 アンナは自分の学問について述べたあと、 「努力して獲得したことを述べるのは、けっして自画自賛ではない、堂々と語ってよいはずである」とも言う。 くどいと言われようが何度でも言いたい、自分の存在証明であった[1]

A.「学問が、努力が、自分という人間の存在証明である」というアンナの考え方・生き方がすごく好きで、 アカウント名に使わせてもらっています。

この個人HPは自身でサイトを作る経験・勉強のために作りました。 個人HPでは備忘録として、 数理科学・プログラミング関連・趣味・その他もろもろ書く予定です。

なおこのサイトのモットーは、
「完成したものを公開するのではなく、公開してから完成を目指す」
です!お見苦しくなるかもですがなにとぞよろしゅう。。。!


少し細かい話

量子情報理論の基礎・理論研究を専門としています。厳密に言うと学科は機械系でしたが、 3年の研究室配属で「量子基礎論」を専門とする研究室に入り、今に至ったわけです。 それゆえ物理学徒と言うのは少し躊躇せざるをえない実態になってしまっています。 だからといって機械を専門にしているというわけではないので、なかなか言葉に詰まります...笑

我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか[2]

と有名な言葉がありますが、本当にそんな感じの学生です笑


量子情報理論とは

量子情報理論は物理学の一分野と考えることもできますが、物理の外にも 同時に情報理論や数学、ときに哲学の狭間に位置する分野でもあります。 いわゆる学際的な分野と言えるでしょう。

哲学と聞くとスピリチュアル系かな?と思われるかもしれません。 実際に本屋のスピリチュアルコーナーに行くとなぜか量子力学の本が並んでいることが多いです(悲しいね)。 しかし、我々はあくまで「学問」としての量子情報理論(物理・数学・情報理論・哲学)を追求・研究しています。

ここでいう哲学ってなんぞや?の話は 以下の一節がわかりやすいと思います。

私がこれぞ本道だと思っている哲学、 つまり科学の成果を正面から受け止め、 科学的世界像のただなかで人間とは何かを考える哲学 -戸田山和久『哲学入門』p.12より[3]

例えば、Bellの定理が人類に指し示した「月は見ていない時に存在するのか?」 「人間に自由意志はあるのか?」などといった問い、 Wignerの友人パラドックスが指摘した「客観的とは何か?」などといった問いを考えています。


その他サイト

自分の研究系の話やプログラミングの話は完成させ次第以下の2つにも載せる予定です!

使い分けとしてはMathlogは自分の研究の中でも特に数学よりの内容、Zennはプログラミング系にしようと思っています。 ただこの2つの場合は完成させたものを載せないといけないので、少し腰が重いです...笑

載せる理由としては以下2点です。

自分の個人HPだけではなく外部サイトにも載せようと思ったきっかけは、 植原亮『思考力改善ドリル』p.142に書いてあった「公的にまちがうことの大切さ」という一節に影響を受けています。 以下に孫引きとなってしまいますが、引用します。

しかしながら科学というのは、ただ単に誤りを犯すことが大事なのではなく、公的に誤りを犯すことが大切なのである。 みんなに見えるような仕方で誤りを犯すことで、他の人に誤りを訂正するのを手伝ってもらえると期待できるのだ -ダニエル・C・デネット『ダーウィンの危険な思想』より

Skills


Works

現状単数形ですが、「複数形にするぞ!」という強い意志で、複数形にしちゃいました


脚注